大阪以外の人に意外と知名度が低くて驚くのが、この村雨。
泉州の方の銘菓なんですが、この名前はどうやら塩五の登録商標らしく、
竹利商店の方は時雨餅という名前になっています。
子供の頃は、この手のお菓子は全部村雨だと思っていました。

このり2つ、実はなかなか手に入れるのが難しくて、
塩五は貝塚、竹利商店は岸和田と、
なかなか大阪人でもちょっと行くのが遠いな、と感じる場所なのです。
大阪の下の方、和歌山寄りですね。
また、百貨店の銘菓百選、みたいなコーナーに置かれる事もあまりないイメージです。
なので意図的に買い回らないと、食べ比べは出来ないです。

私も結構離れた日に食べたので、
2つの味の違いをご紹介できる程記憶が定かではないのですが、
どうもこのお菓子はパサパサのイメージがありますね。
洋菓子とか、最近のふわふわ甘々系の和菓子に馴染んでいると、
素朴さに驚くと思います。
特に通販とかで手に入れると、期待感が膨らみ過ぎてがっかりするかも。
いわゆる、昔のお菓子といった趣の味です。
味も薄めで、そんなに甘くないです。

ネットの感想などを見ていると、
噛むほどにモチモチといった様な感想も出てきますが、
確か村雨の方は最後までパサパサだった気がします。

時雨餅の方は若干モチモチ感はあったかな。

最近の甘々のお菓子に食傷気味の方にはオススメです。