「みむろ」というのは、少なくとも私が子供の頃は、ここまで存在感のお土産ではなかった気がします。
しかし製造元である白玉屋榮壽のホームページを見てみると、1844年創業とあり、
由緒ある店である事がわかります。

「名物にうまいものなし」も今は昔、とまではいかないけれど、今は半々ぐらいで美味いものがある時代になりました。
このみむろは、その「美味いもの」に分類される奈良の名物です。

箱はこんな感じ。

そして中はこんな感じに割とギチギチに入っています。
なので、下の方に見えている白い紙は、1個目を取り出すときに引っ張り出す用の紙です。

サイズ感はこんな感じ。

中身はこんな感じで、隙間なくみっちりとあんこが詰まっています。

あんこの微細な味の違いを表現する語彙力を持っていないのが残念でなりませんが、
他の店の最中より確実に美味い。
きっと原料にもこだわっているのでしょう。
ホームページを見ると、作り方は一子相伝と書いてありますが、
単純そうに思える最中の作り方も、何か他の店と違いがあるという事なのかも知れません。

という事で、わたしが奈良に行った時には必ず購入する最中のご紹介でした。