朔日餅(ついたちもち)というものをご存知でしょうか。
今でこそネットやSNSが発達してある程度有名になりましたが、
以前はここまでの人気の過熱ぶりではなかったと思います。

朔日餅というのは、伊勢の赤福餅で有名な赤福が、
毎月1日にのみ限定販売している、
月替わりの和菓子の事です。
本店はもちろんのこと、
各百貨店の赤福売り場でも予約を受け付けていて、
予約をしておけば1日に朔日餅を購入できるというわけです。
もちろん数には限りがありますので、
規定数に達した段階で予約は締め切られます。

さすがに私も全部の月を食べようとは思わないですが、
7月はちょっと変わったものだったので興味をそそられました。
それがこちらの竹流し。
本物の竹ですね。

ちなみに装丁はこんな感じ。
夏らしい涼しげな色です。

箱はこんな感じ。

開けるとこうなってます。

さて、ここからが大変です。
何せ、本物の竹にしっかりと水ようかんが流し込んであるわけです。
食べ方は、竹の裏側にキリで穴を開け、
数回叩いて取り出すというもの。
まさか水ようかんを食べるのにここまで苦労するとは思わなかった。
ちゅるりん。

苦労した後の水ようかんは、美味しさもひとしおです。
・・・とは言え、賞味期限が当日中で、
5本入りは少々キツイかと…。
結構しっかり甘いので、可能であれば数人で食べた方がよろしいかと思います。